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越前ガニ事典

越前ガニ

カテゴリ:越前ガニ

カニの自切(じせつ)

自切(じせつ)」とは「動物が敵から襲われた時などに自分の体の一部を

切り捨てること」をいいます。


「トカゲのしっぽ切り」という言葉がありますね。トカゲの他にも、ミミズ・ゴカイなど

多くの動物が敵から身を守るために体の一部を切り捨て、敵がそれに気をとられ

ている間に自分は逃避行動をとります。


自切は事前に計画して行われる行動ではなく、動物が敵から襲われたときに

反射的に行われる行動で、生物学でいうところの「適応的な形質」です。


自切する部位・器官もその動物ごとに決まっていて、切り離しやすい構造に

なっていたり、自切するときに血が出にくい仕組みになっています。


越前ガニ」を含むカニも自切することで知られています。越前ガニの自切する

場所も決まっています。


上の写真は、私が店舗の水槽で「越前ガニ」の足を持っている写真です。

写真で、越前ガニの足の付け根、ちょうど甲羅の外側のライン上に当たる場所

にうすい線があるのがお分かりになるでしょうか。

越前ガニ


越前ガニ

越前ガニの自切(じせつ)

カニの自切(じせつ)

上の写真は私がゆでた越前ガニを撮影した写真です。

下の写真ははさみを自切した生きた越前ガニの写真です。

どちらの写真も、越前ガニが足を切り離した後の切断面がはっきり写っています。


越前ガニ自切をしても、すぐに切断面は上の写真のようにふさがります。

個体によっては、この切断面から新しい足が生えてきます。


私は毎年多くの生きた越前ガニを仕入れて、ゆでたりお刺身にしてお客様に

お出ししますが、私の経験では、越前ガニカニ漁をしている最中でも、

水揚げされて水槽に入ったときでも簡単に足を自切してしまいます。


私は越前ガニの飲食店と宿泊をしていますので、お客さんが来られた時に

いつでも越前ガニをお出しできるよう、越前ガニを生かしておきたいのです。


ですが、カニ漁は毎日行われるわけではなく、週に一、二回です。

しかも、水槽の越前ガニは少しのきっかけで自切して価値を下げてしまうので、

私にとってカニ自切は頭の痛い問題なのです。


越前ガニ事典では越前ガニに関する用語を順にご説明していきたいと思って

おります。少しでも越前ガニの知識を深めていただければ幸いです。


東尋坊近くの越前がに料理専門店お食事処で、越前カニ食事,昼食,夕食をしているお店です
生きた越前がにをお客様に見せてからゆでるので、ゆでたてアツアツ越前カニを味わえます
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